トップページ > 2019年2月22日 どこ行く?山口食べちゃろ
どこ行く?山口食べちゃろ
 

周防大島町編|周防大島みかん鍋&いりこラーメン

山口県の市や町のおいしい話を2つ聞いてから、その日の気分でココロが動いた方へ突撃取材しちゃうコーナーです。第5回は周防大島町へ行ってきます!

周防大島観光協会の方に聞きました!!

周防大島町でおすすめの味、二つ教えてください!!
「周防大島みかん鍋」と「いりこラーメン」を紹介します。
周防大島みかん鍋の写真
いりこラーメンの写真
まず「周防大島みかん鍋」から。山口県を代表するミカンの産地・周防大島を“みかんの島”として全国にもっとPRしようと平成18(2006)年に開発したのが周防大島みかん鍋です。以来、さまざまなマスコミで紹介され、広く知られるようになりました。今年1月には、兵庫県姫路市で開催された「ニッポン全国鍋グランプリ2019」に参加したところ、長い行列が途切れることなく続き、2日間でなんと1,500杯を販売し、審査員特別賞を受賞。来年、埼玉県で開催予定のグランドチャンピオン大会への出場権も獲得しました。今年のお正月に、出川哲朗(でがわ てつろう)さんが電動バイクで旅をする人気番組で、周防大島みかん鍋が登場したこともあり、試しに食べてみようという方が多かったようです。食べた後「おいしいんでビックリした!!」とわざわざ言いに来てくださった方も。本当にうれしかったですね!!
おいしさが認められて、良かったですね!! どんな鍋なのか、あらためて教えてください。
はい。周防大島みかん鍋には四つの定義があり、一つ目は、鍋用みかんは鍋に丸ごと入れても安心・安全な減農薬で育てた、味の濃く、皮の薄い小さなミカンを使うことです。その鍋用みかんには、選定基準をクリアした証として「鍋奉行御用達」の焼印を押しています。二つ目として、地魚のつみれには刻んだミカンの皮を練り込むこと。三つ目として、和風だしにピリリと辛いみかんこしょうを溶いて入れること。四つ目として、お鍋の最後は雑炊にして、卵白を泡立てたフワフワのメレンゲでとじ、卵黄をトロリとかけ、真ん中にネギなどの緑を載せること。卵黄はミカンのイメージ、緑はミカンのヘタのイメージなんですよ。
周防大島みかん鍋のみかんの写真
周防大島みかん鍋の雑炊の写真
私も周防大島みかん鍋をいただいたことがあり、おいしくて驚きました!! しかも、ふんわりメレンゲに黄金色の黄身…。あれはとってもいいですね!!
ありがとうございます!! 最初は皆さん、味に期待せず、まあ、試しに…と食べに来られます。鍋のふたを開けて「本当にミカンが丸ごと!」と驚かれ、おだしを飲み、具材を食べて「ホントにおいしい!! 熱いミカンもアリだ!!」と驚き、満足してくださいます。「締めの雑炊がカワイイ」と言ってくださる女性の方も多いですね!!
鍋に浮かべた焼みかんは、どの時点で食べるのがおススメなんですか?
雑炊にいく前に、お口直しとして皮ごとどうぞ。キンカンのような甘苦さです。周防大島みかん鍋は、会話が弾む、笑顔になれる鍋料理。多くの皆さんにぜひ食べていただきたいですね!!
もう一つの「いりこラーメン」について教えてください。
周防大島は、だしに使われるいりこ(カタクチイワシの煮干し)の産地。そのいりこを使った、濃厚ないりこだしのラーメンを食べられる“元祖いりこそば”といえるお店が周防大島にあるんです。琥珀(こはく)色のスープに太いモチモチっとした麺、チャーシュー、モヤシ、ネギ。シンプルだけど、潔い!! しかも、それぞれの量も味も絶妙。まるで黄金比。五臓六腑(ろっぷ)に染み渡る、あのうまさ。とにかく、はまっちゃう味なんです。すぐそばに高校があり、在校生や卒業生、地域の人たちにとって、まさにソウルフード。醤油(しょうゆ)や味噌(みそ)、豚骨などあちこちのラーメンを食べてみても、やっぱり、いりこラーメンこそ一番!!と思わせてくれるものなんです。
いりこの水揚げの写真
いりこラーメンといなり寿司の写真
周防大島のいりこラーメン。最近よく耳にするうわさのラーメンですが、地元名産のいりこがあるからこそ生まれたものなんですね!! 近年では、複数のお店で食べられるそうですね?
はい。元祖の味をリスペクトし、いりこラーメンを周防大島のご当地ラーメンとして広げていこうと、各店がオマージュ(敬意)をささげる気持ちで、さまざまないりこラーメンを生み出したんです。現在6店舗で食べられます。それぞれのお店がいりこだしは使いますが、スープにどんな味を加えるか、どんな麺を使うかなどは独自に考え、中にはネギ油を加えたものやウニを載せたもの(6月から9月ごろまで)など、いろんないりこラーメンがあるんですよ。
いりこラーメンとその他のおかずの写真
黒い器に入ったいりこラーメンの写真
周防大島のみかん鍋、食べたい!!…って思っていたんですが、今回は以前から気になっていた、噂のいりこラーメンを食べに行ってきます!!

さあ、お店に到着です!! お店の方に聞きました!!

周防大島って、いりこが名産なんですね。何がきっかけでいりこラーメンを作ることになったのですか?
周防大島で育った者にとって、だしといえば、いりこだし。私の祖父もいわし網の漁師だったんですよ。各店で、いりこラーメンを作ることになったのは、周防大島観光協会さんから話があったのがきっかけです。
こちらのお店では、どんないりこラーメンにしようと思われたのですか?
磯の香りがする、いりこラーメンにしようと思いました。そこで、いりこだしに昆布も使い、ラーメンの上にはワカメを載せることに。麺は、味が絡むように中太の縮れ麺を使うことにしました。チャーシューは自家製です。周防大島の元祖いりこラーメンは私も大好きで、やっぱり食べたくなるラーメンなんです。あの味、どうやって作っているんだろうと思います。
海苔がたくさん入ったいりこラーメンの写真
いりこラーメンを箸で持ち上げた様子の写真

…というわけで今回は、いりこラーメンをいただきました!!

磯の香りがするラーメン、おいしくいただきました!! 自家製チャーシューがトロットロで、おいしくて感激。ご主人が元祖の味をリスペクトしながら、独自に自分の味を生み出そうとしている姿勢もとてもいいなあと思いました。お話を聞いて元祖の味も知りたいと思い、その足で即、行ってきました。そしてその味は、さすが!! 気付けば、あらら…。スープを完璧に飲み干していて自分でもビックリ。周防大島の皆さんのいりこと元祖に寄せるたっぷりの愛情から生まれるラーメン。ぜひはしごしてみてください!!
ところで、いりこは、カタクチイワシを漁獲後にゆでて、乾燥させ、できあがります。ただ、カタクチイワシは鮮度が落ちやすく、いりこの品質や味は、漁獲から加工までのスピードや加工の仕方に大きく左右されます。その点、周防大島はカタクチイワシの漁場が近く、漁獲するとすぐ加工へ。故に昔から名産として知られてきたわけです。特に秋に獲れるものは「秋どりいりこ」として味に定評アリ!! それにしても深いですね、ラーメンの世界も、いりこの世界も!!
ちなみに周防大島みかん鍋は11月から3月までの提供なので、急いでくださいね!! そのおいしさ、食べてみれば、納得します!!
がんばっちょるけー!周防大島 リンクバナー

大島大橋損傷の影響を受けた周防大島を応援しよう!
現在、宿泊や買い物、食事などがお得にできるキャンペーンを実施中です。詳しくは、周防大島復興支援サイトをご覧ください。