トップページ > 2019年6月28日 やまぐち住んで民?
やまぐち住んで民?

移住経験者に聞きました

移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
今回は、防府市に移住された、カレー食堂 コモやん。 店主 小元真一(こもと しんいち)さんに移住される前の暮らしやお店のこだわりについて伺いました。

-流行や新しいものに敏感だったここの土地柄は、この店のコンセプトにもつながりました-
防府市|小元真一さん 前編

小元真一さんの写真

山口県に来られる前は、どんなことをされていたんですか?

出身は奄美大島です。山口県に来る前は、あちこちに旅に出ていました。金なしツアーですね。日本国内から、中東とか中南米とか、ヨーロッパや北アフリカまで。旅先で現地の方に泊めてもらって、その時に、各地の料理を教わりました。カレーも、元々よく作っていたんですが、旅先で教わった知識が今につながっています。山口県に来たのは15年前のことです。理由があるわけではなくて、なんとなく、流れ着いたという感じですね。

お店について教えてください。

お店は2年前(2017年)に始めました。物件探しから始まり、店内の改装、仕込み、営業まで、基本的に一人で全て行っています。物件が決まってから調べたんですが、この辺りは50年ほど前、結構栄えた繁華街だったんだとか。昔から、流行や新しいものに敏感だったここの土地柄は、「新しい、これからの日本のカレーを作っていこう」という、この店のコンセプトにもつながりました。
カレー食堂 コモやん。の店内の様子の写真
うちのカレーのこだわりは、スパイスですね。香りももちろんですが、お客さまに合わせたスパイスを配合しています。例えば、同じメニューを頼まれても、その日のお客さまの体調や気分を聞き出し、少しずつスパイスを変えます。これが、本来のインドカレーのやり方なんです。薬膳に近いでしょうか。僕が今目指しているのは、伝統的なインドの作り方に、日本人の味覚に合わせた味付けを足して、新しい日本のカレーを作ることです。
注文を受けてから作り始めるので、一般のカレー屋さんよりお出しするのに時間がかかるかもしれません。でも、「外食する」って、お客さまにとってはちょっとしたぜいたくですよね。だから、一人一人とコミュニケーションをとりながら、「本当にオススメしたいもの」をカスタマイズできたらと思っています。
カレーや添え物は、全て防府市の農家さんから直接仕入れた、旬の野菜で作っています。育っていく過程がちゃんと見えるので、地元の食材にこだわっています。
県外のイベントにも積極的に出店するようにしています。出張のときも、できる限り現地にスパイスを持っていきます。食べる直前に調理しないと、香りがなくなってしまうので。最近では、全国規模のカレーフェスにもお誘いいただくようになりました。

後編では、移住先での暮らしなどについて伺います。(7月24日(金曜日)に配信予定)

※「山口県YY!ターン(UJIターン)・移住支援サイト住んでみぃね!ぶちええ山口」から転載しています。

小元真一さんのプロフィール写真

小元真一さん

こもと しんいち / カレー食堂 コモやん。店主

移住前は奄美大島から、日本だけでなく世界中を旅しながら、現地の料理を覚えていった。2004年、防府市にIターン。2017年に同地でカレー食堂を開く。地元の食材を使い、お客さま一人一人に合わせたスパイスを配合する、こだわりのカレーを提供。