トップページ > 2019年7月26日 やまぐち住んで民?
やまぐち住んで民?

移住経験者に聞きました

移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
出身地である奄美大島から、日本だけでなく世界中を旅して、防府市に移住された小元真一(こもと しんいち)さん。移住後、『新しい、これからの日本のカレーを作りたい』とカレー食堂を始められた小元さんに、移住後の生活などについて伺いました。

-田舎町でやるからこその面白さがある-
防府市|小元真一さん 後編

小元真一さんの写真

防府市に住んでみてどうですか?

僕は防府駅のすぐ近くに住んでいるのですが、程よく田舎だなあと感じます。暮らしていくために困ることはないし、駅や商店街や大型商業施設がまとまっている。僕が島出身だからなのかもしれませんが、「コンパクトな町」という印象です。島って、実は結構生活範囲が広いんですよね。家同士が離れていたり、坂道や砂利道が多くて自転車が乗りにくかったり。山口県は車社会と言われますが、意外と自転車で生活は事足るんですよ。物価も安いし、住みやすいです。
地元の方は、「何もない」と話されることが多いのですが、「何もないから面白い」と思っています。田舎町でやるからこその面白さがある。都会の方が発展しているように見えますが、実は都会って地方の文化が集合しているんじゃないかと思います。
例えば同じ店を出しても、都会と田舎では広がり方が違う。田舎では、その土地ならではの生活が根付いていて、お店も地域に合わせた独自の発展を遂げたりするんです。それが結果として、他にはない文化になる。すると、むしろ都会の人が「新しい」「珍しい」と感じて、田舎に来たがったりしますよね。
何もないからこそ、外からやってきた物事を取り込んで、面白い発展をしていくんだと思います。田舎で暮らしている方々自身がそういう可能性に気が付くと、大きな力になるんじゃないかな。さらにそれが若い世代に伝わって、今後につながっていくといいですよね。
カレー食堂 コモやん。(店内)の写真

これからも防府市でお店を続けていくことについて

お店が2年目を迎えて、少しずつ地元の方とも交流するようになりました。お世話になっている方々への感謝を忘れずに、手の届く範囲の関係を大切にしていきたいです。それが広がっていくと、自然と地域全体がもっと活発になっていくんじゃないかなと思います。
スパイスやカレーの写真

小元真一さんのプロフィール写真

小元真一さん

こもと しんいち / カレー食堂 コモやん。店主

移住前は奄美大島から、日本だけでなく世界中を旅しながら、現地の料理を覚えていった。2004年、防府市にIターン。2017年に同地でカレー食堂を開く。地元の食材を使い、お客さま一人一人に合わせたスパイスを配合する、こだわりのカレーを提供。