トップページ > 2019年11月22日 やまぐち住んで民?
やまぐち住んで民?

移住経験者に聞きました

移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
岩国市に移住し、里山民宿「和楽の里」を継承される予定の坂田修作(さかた しゅうさく)さん。地方の活用で日本を救いたい、里山の管理をすることで災害時の被害を抑えたいとの思いで移住された坂田さんに、移住後の生活や今後の夢などを伺いました。

-山口県には活躍できる場がたくさんある。新しいことを始めたりするにはとてもいい環境だと思います-
岩国市|坂田修作さん 後編

坂田修作さんの写真

岩国での暮らしはいかがですか?

この周東町祖生(そお)地区は皆さんとてもフレンドリーで、いろいろなことを教えてもらったり助けてもらったりと、本当によくしていただいています。また私自身も、地域に溶け込めるように、草刈りなどの地域活動にはできるだけ参加するように心掛けています。「和楽の里」は山中にあるので、アプローチは少し大変ですが、生活する上での不便は特に感じていません。下水道もインターネットも通っていますし、車があれば10分でコンビニやスーパーに行けます。また敷地内の井戸水は山の湧き水につながっています。「こんなところに本当に人が住んでいるのか?」と言われることもありますが(笑)、それもまた都会にはない大きな魅力だと自信を持っています。
里山民宿「和楽の里」からの眺める景色の写真

岩国の良いところを教えてください。

東京に比べると物価が安いですし、食べ物も新鮮でおいしいです。それと、自然が豊富なので空気が澄んでいて景色も抜群です。中でも「和楽の里」からの眺めは特に美しいのでオススメです。夜明け前から早朝に現れる雲海、夜に広がる満天の星空はぜひ見ていってほしいですね。また、通勤にかかるストレスがないところも気に入っています。

移住に際し、何か不安はありましたか?

本当に自立してやっていけるのかという不安はありましたが、一年通う間に徐々に展望が見え、地元の方々との良い関係も築けてきたので、今は期待感の方が大きいです。もちろんまだ準備段階なので経済的な不安は続いていますが、問題なく経営できるレベルに到達できるよう努力し、最悪のパターンもきちんと想定しながらオープンに向けて進んでいます。それに、岩国市は商工会議所を中心にバックアップが強力なので、常に気に掛けてもらえているのがありがたいですね。また、山口県のやまぐち創業補助金に申し込み、10人の中の一人に選んでもらえたのも自信につながっています。山口県は移住者に対するフォローがとても手厚いですね。
インタビューを受ける坂田修作さんの写真

山口県へ移住を考えている方に向けて何かアドバイスをいただけないでしょうか。

就職するにしろ、創業するにしろ、山口県には活躍できる場がたくさんあります。良くも悪くも山口県の素晴らしさはまだまだ伝わっていないので、新しいことを始めたり、何かにチャレンジしたりするにはとてもいい環境だと思います。だからと言って、勢いで移住するのはおすすめしません。まずは足を運んで肌身で感じ、人に接してみてください。あとは相談できる機関をしっかりと活用することですね。充実した行政のフォローにきっと驚くと思いますよ。自然の豊かさと人の温かさは保証します!

最後に、将来の夢を教えていただけますか?

まずは「和楽の里」を無事オープンさせて軌道に乗せ、今まで以上に地域に溶け込んでいくことです。そして里山環境や伝統、歴史の維持に努め、国内だけでなく海外にも岩国の良さを発信していきたいです。それからコレクティブインパクト(※1)を実現したいですね。具体的な例として、周防大島他の民宿・ゲストハウスとの連携ですね。例えば、旅行客に1日目は海を、2日目は里山を楽しんでもらったり、もしくは共同で名産品を開発したり…と。まあとにかく、やりたいことはいっぱいあります(笑)。ここでしかできないことを発掘し、一つでも多く実現し、地方から日本を元気にしていきたいです。
  1. 立場の異なる組織が、組織の壁を越えてお互いの強みを出し合い社会的課題の解決を目指すアプローチのこと。 本文※1へ戻る

坂田修作さんのプロフィール写真

坂田修作さん

さかた・しゅうさく/岩国市在住 里山民宿「和楽の里」オーナー

大阪市出身(移住前は神奈川県在住)。大学卒業後、大手石油企業に就職し、33年間勤務。日本の課題を地方の活用と環境問題と捉え、解決に取り組むために移住を決意。山口県への移住ツアーに参加した際、「和楽の里」と出合い、元オーナーから承継予定。現在、オープンに向けて準備中。