トップページ > 2020年7月22日 やまぐち住んで民?
やまぐち住んで民?

移住経験者に聞きました

移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
海が見える景色に惹かれて、東京から柳井市に移住された岩崎喜美弥(いわさき きみや)さん。移住後、柳井市伊保庄の竹材を活用した竹炭事業を立ち上げられた岩崎さんに、移住後の生活や今後の夢などを伺いました。

-ここは大人の遊び場-
柳井市|岩崎喜美弥さん 後編

岩崎喜美弥さんの写真

山口での暮らしはいかがですか?

近くに海や山、温泉もあるので、すぐに旅行気分を味わえます(笑)。最初はご近所さんに警戒されてしまったのですが、私が重機を操作して作業道を作ったり、畑仕事をしたりする姿を見るうちに、こちらの本気度を分かってくださったみたいで。今では、農作物やイノシシ肉をくださったり、餅つきに呼んでくださったりと、とてもよくしていただいています。実は、移住する前に狩猟免許を取得していたのですが、当分の間、出番はなさそうですね(笑)。残念なのは、スーパーで「ちくわぶ」が買えないこと。東京出身の私にとって、おでんやすきやきには欠かせない食べ物なので、ちょっぴり恋しいですね(笑)。

何か困ったことはありませんでしたか?

山の上にある自宅までの道幅が狭いため、運転するのは大変ではありますが、住んでみると意外に便利なんですよ! 近くに24時間営業のスーパーもあるし、ピザのデリバリーも頼めるので、日常生活を送る上で不便を感じたことはありません。しょっちゅう買い物に出掛けられないと予想して、巨大な冷蔵庫を買っていたんですけどね(笑)。一つ困ったのは、インターネット回線が通っていなかったことです。でも、夫がいろいろ調べてくれて、海外の通信会社のWi-Fi(ワイファイ)ルーターを使うことに。通信制限がないので、今は快適なインターネットライフを楽しんでいます。
農作業をされている岩崎喜美弥さんの写真

山口の魅力はどんなところだと思われますか?

とにかく人が優しいですね! 東京から引っ越してきたことを伝えると、どこに行っても「ようこそおいでくださいました!」と歓迎してくださるので驚きました。それに、畑仕事などで体を動かすことが多いからでしょうか、みなさんとてもパワフル! 年齢を聞いてビックリすることが多いですね。移住するまではのんびり暮らせるのかなと思っていましたが、実際に住んでみると田舎暮らしって意外とやることがたくさんあって…結構忙しいんだなって実感しています(笑)。

移住を考えている方へ、何かアドバイスはありますか?

以前のライフスタイルをもちこんではダメ。郷に入れば郷に従え。あくまでも「よそ者」という自覚をもって、積極的に地域に溶け込む努力をした方がいいと思います。東京に住んでいるときは、ご近所付き合いはほとんどない状態でしたが、今ではご近所から野菜や苗をいただいたり、餅つきに呼ばれたりと、仲良くさせていただいています。ご近所さんあっての我が家だなって実感しています。それから、何かをいただいたら「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」とあいさつする、作ったものでお返しをするなど、人として当たり前の礼儀を忘れないことも大事だと思います。

最後に、これからの夢をお聞かせください。

まずは、竹炭を使ったビジネスをできるだけ早く軌道に乗せることですね。竹炭そのものを販売するだけでは大きな利益を生み出すのが難しいので、どう付加価値を付けていくかが今後の課題です。さまざまな商品を開発して、ゆくゆくは海外で販売できたらいいなと考えています。竹炭が軌道に乗ったら、この景色を独り占めするのはもったいないので、1日1組限定の体験型民宿も開きたいですね。ここは大人の遊び場。ご近所の農家さんとコラボしてみかん狩りをしたり、釣った魚でバーベキューをしたり…ここを訪れた方に存分に楽しんでいただきたいです!

岩崎喜美弥さんのプロフィール写真

岩崎 喜美弥さん

いわさき・きみや/柳井市在住

58歳。東京都台東区浅草出身。22歳で結婚。健康食品会社の総務を16年間務めた後、早期退職。専業主婦として過ごす。2019年9月、柳井市伊保庄に移住。2020年1月、工房エトランゼを立ち上げる。